2010年7月10日土曜日

ファッションが教えてくれること


この間、友達に「この映画おもしろいよ」と教えてもらい、レンタル屋さんで貸し出しが始まったので早速借りて見てみました!内容は、アメリカ版ヴォーグの編集長アナ・ウィンターに密着し、9月号のヴォーグ出版までの過程を追ったドキュメンタリーです。

どの世界でも、トップに立つということは常に決断が迫られる訳で、トップに立つ人間には決断力が非常に求められます。この映画を見て、アナ・ウィンターの決断力のすごさにただただ圧倒されてしまいました。



彼女の中には、服の色や素材、シルエットはもちろんのこと、アクセサリの一つ一つ、モデルの表情や角度、写真の世界観とそれにともなう写真の質感など、ありとあらゆることに対してのvisionが明確で、yesかnoでしか答えません。妥協なんてありえません。どっちがいいかなどとまわりのスタッフに相談することも一切ないのです。ブレることのないしっかりとした軸がなければ絶対にできないことです。ファッション関係の仕事というのは感性が重要であって、答えがはっきりしないものに対してここまではっきりとyesかnoで答えることができるアナに驚嘆しました。

映画を見ていて1番心に残った言葉は、アナの側近のグレイスが言っていた言葉なんですが、「いつも目を開けていろ。目に映るあらゆるものがインスピレーションを与えてくれる」です。



最後の質問で、あなたの強みは?と聞かれ一言「決断力」と答えていました。
世界の流行の最先端を生きるアナ・ウィンターのドキュメントを見ることができ、同じ立場で仕事をしている自分にとって、とても刺激的な映画となりました。アナ・ウィンターかっこいい!!めちゃくちゃ憧れます。

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